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「励まし」や「ねぎらい」のタッチングは有効?

2016.05.10

励ましやねぎらいのタッチングは有効?

例えば、これから営業に出かけようとする部下を励ますときに「頑張ってこいよ」と背中を叩いて送ってあげる。残業している部下をねぎらうときには「遅くまで頑張ってるな、ありがとう」と肩に手を置く。商談の場では「お忙しいところ、ありがとうございます」と笑顔で握手の手を差し出す。

このように、言葉をかけると同時にさりげなく相手の身体に触れる人がいるはずです。

タッチングは非言語コミュニケーションの一つ

コミュニケーションには、言葉を使った言語的コミュニケーションと、言葉以外の非言語コミュニケーションがあります。

つまり、表情や仕草、態度、声の大きさや質、髪型や服装、相手の距離のとり方、そしてタッチング(ボディタッチなどのスキンシップ)もコミュニケーションの手段であり、私たちはこれらを総合的に行使してコミュニケーションを取っているのです。

 

タッチングには、相手との身体的距離を縮めることを通して、心理的距離を縮める効果があります。

例えば、部下が上司に仕事の失敗を謝る際、上司から「気にするな」と声をかけられるのと、同じ言葉をポンと肩を叩かれて言われるのでは、明らかに後者のほうが部下の気持ちが軽くなり、また、上司への信頼も増します。

上司はパーソナルスペースを縮めたがる

私たちは、身体の周辺を自分の空間だと考えており、相手との関係によって距離を変えます。無意識のうちに親しい人との距離を縮め、あまり親しくない人とは距離をとっているのは、その現れです。

上司は部下の信頼をより多く得て仕事に活かしたいと考える。部下とのコミュニケーションはまず、パーソナルスペースを縮めるところから、という人は多い。

ただ、パーソナルスペースの基準として、人との距離感0~45cmの手が届く位置、これを「密接距離」と呼びますが、基本的にこの距離まで立ち入り、共に不快感を感じずに接することが出来るのは、非常に親しい仲の間柄だけです。

いかに励ましやねぎらいの為とはいえ、頻繁に密接距離のタッチングをするのは効果的と言えるでしょうか?相手の基準も入ると、必ずしも効果的ではありません。

入社まもない社員にいきなりタッチングをするのは「えっ?」と思われることもあるのです。

 

パーソナルスペースというものは、テリトリーのように見えて、ときに隙間が出来る、緩くなる時があります。

それは、心理的ストレスにさらされている時。

「疲れ」「あせり」「不安」など、自分の感情が複雑な時ほどパーソナルスペースは弱まりやすい。そうした時、ポンっと肩に手を置いて「大丈夫か」と言われると人はハッとします。

こうしたタッチングは有効と言われます。言い方が少しあれですが、心に取り入りやすい。

ただし、相手が異性で、同意もなく身体に触れる場合にはセクシャルハラスメントになる可能性もありますので、相手やタイミング、状況などを見極める必要があるでしょう。

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