Just another WordPress site

部下に強く、上司に弱い

2016.05.19

部下に強く、上司に弱い

あなたの会社にもいませんか?

上司にへつらう一方で、部下にはことさら威張り散らす中間管理職。

これは昔ながらの人間心理です。

ドイツの心理学者はこれを、自分より強い者への服従と、自分より弱い者に対する攻撃的性格が一体となった、”権威主義的パーソナリティー”と命名しました。既存の権威体系を疑わず、強いものには服従を、弱い者には攻撃を、思考に柔軟性がなく社会的少数派を虐げる。

地位や権力を求めて働く人の中には、上司に媚びることも厭わずそれを戦略として割り切る上昇志向の社員がいます。たしかに、自分の理想とするビジネスを成そうとする手段として「昇進」を目指す人がいるのは事実です。

しかし、心の奥底に劣等感を抱え、自分の価値を自らでは見いだせない人の中には、地位や権力で埋め合わせをしようと自己防衛にはしる人もいます。

権力を振りかざし行き着く先は・・・

権力というのは恐ろしいもので、その力を行使し、他人をコントロールしようと支配欲求を高め、自分より地位の低い人に尊大な態度をとります。

こうした人は、部下を地位や権力を得るための「手段」とみなしている場合が多い。

過剰な要求をし、期待通りの成果をあげない場合は厳しく叱責するでしょう。

本人は、それでもバランスを取れていると思うのでしょうが、職場というのは一枚岩ではありません、人は意思のない機会や人形ではないのです。

権力の乱用が行き着く先は、自主性や意欲の無くなった職場です。業績は上がらず、有能な人材は流れ、業績は悪化。結果的に全て自らに返るでしょう。

権力の強弱による成果の評価

デイビッド・キプニスという心理学者が行った実験では、強い権力を持つ上司が部下を低く評価するのに対し、弱い権限しかない上司は部下の努力を正当に評価する傾向にあることが分かっています。

この実験では、強い権限を持つ管理職と、弱い権限しかない管理職という、”権力の強弱が部下への態度にどう影響するか”を調べました。

その結果、前者は指示命令系が雑なだけでなく、部下を低く評価し、業績は自分の成果だと考え、後者は部下に命令するより説得を繰り返し、理解を得るよう努力し、部下の頑張りを正当に評価していたそうです。

 

上に行けば行くほど、「自分はこうあるべき、こうあらねばならない」と”芯”を作ることを求められるのが社会的地位のやっかいなところです。当人も、実は人知れず悩んでいるかもしれませんが、部下からすれば表面が全てですから、今時分がどの立場でどのように見られているだろうか?というのは時折客観的に見直す必要があるでしょう。

 

関連記事

運営管理者

名前:高橋悠一

住所:神奈川県横浜市

当ブログにご訪問頂きまして、ありがとうございます。
このブログは、私がサラリーマン人生の中で感じた事、学んだ事、実践してきた事などを、考え方や、一つのノウハウとしてまとめ、共有するものです。